ポールボキューズって誰?フランス料理界の巨匠死去

フレンチの巨匠、ポール・ボキューズ氏(91)死去。

フランス料理の巨匠、ポール・ボキューズ氏が2018年1月20日にお亡くなりになりました。フランス料理を愛する方々にとってはかなりの有名人のようでしたが、この方を知らない方ももちろん多いだろうと思います。私はどちらかと言うと、食堂を巡っている人間なので、フランス料理を食べる機会がなかなか無いのですが、彼が無くなられた事が話題になっているので、どのような方だったのか、調べてみました。

彼の人生

1926年 彼はフランスのリヨン郊外ローヌ県で、料理人の家に誕生。

1942年、16歳で料理の道に進み、リヨンの「レストラン・ド・ラ・ソワリー」で修行を開始。第二次世界大戦を乗り越え、再び料理の道に戻る。

いくつか有名料理店で修業をし、フランス料理レストラン「ラ・ピラミッド」のフェルナン・ポワンに大きな影響を得た。そのフェルナン・ポワン氏は、1933年からご本人が死ぬまでミシュラン3つ星を守り続けたオーナーシェフ。クォリティを下げない、美味しさを維持し続けた彼に影響を受けたとのこと。

彼のような料理に全てを捧げた姿勢や考え方、生き方に良い影響を受けたのかもしれない。

1959年、彼が30代を越え、生家のレストラン「ポール・ボキューズ」を継ぐ。

1961年、フランス文化の後継者たるに相応しい、高度な技術を持つ職人に授与される「国家最優秀職認賞」を取得。家を継いで、3年で栄誉賞をもらうってどれだけ料理に対する情熱が凄かった事を表してるよね。

1965年、栄誉賞を取得して3年後、ミシュラン3つ星を獲得。以降、50年以上、3つ星を維持し続けた。クォリティを落とさない、美味しい料理を提供するという考えはやはり、ポワン氏の影響なんだろうね。それだけ情熱を維持し続けた事でフランス料理界に本人自身が影響を与えてきたのかもしれないなと思った。

彼は以降、日本のフランス料理界にも多大な影響を与え、彼のレストランで修業をした日本人シェフも活躍。日本にもレストランもオープンした。

これを彼が?!と思う作品(料理)

スープや魚、肉料理など、素晴らしい料理を作り出した彼ですが、私、または彼を知らない人が聞いて驚くのはこれ。

クリーム・ブリュレ

コクのあるプディング(クリーム)の上に砂糖をかけ、こんがり焼いた(ブリュレ)デザート。最近は、当たり前のようにパン屋やデザートとして販売されている美味しいデザート。これは、彼が作り出したもの。フランス料理に新しい風を送り続けたからこそ、今、当たり前に食するものがあったりするのかもしれないですよね。

ウ・ア・ラ・ネージュ

卵白に砂糖を入れ、泡立てて出来たメレンゲを火であぶりかためて、クレーム・アングレーズ(イングランドのカスタードソースの一種)に浮かべて完成。祖母からのレシピのようだ。

彼の出版したレシピ本もありました。

いつか、彼の出したお店や料理を食べてみたいなと思います。普段食べている食事とはやはり違うし、見た目、匂い、味、五感で楽しめる3つ星レストランのフランス料理をいつか堪能できるよう、頑張ります。

また、フランス料理界、そしてフランス料理を愛する人々の思いと同じく、多大なる貢献ありがとうございました。そしてご冥福をお祈りいたします。